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現役役員から、今後の阪急支部のあり方についての提言

 

司会:今のお話を聞きながら、今後の阪急支部はどうあるべきかについて現役役員をしている方々のご感想をお聞き
したいと思います。

苗代:今、先輩のお話を伺っていましても、また今の金蘭会セミナーの方も、ともに講師も生徒も卒業生で同窓生とい
う 絆を深めながら、教えたり教えられたりするのがうまく行っている原因かなと感じています。講師と同学年の参加が
多く なる傾向もあることから、阪急支部でも出席される方が少ない学年を講師として迎えれば、その学年の方々が増
える のではないかと思います。

西岡:20年卒業の西岡です。暫らくお料理の方を担当しておりました。16年卒業の先輩の方々にずいぶん協力してい
ただきましたが、もっと若い方々の参加は子育てに忙しくてなかなか難しいようです。次第に人数集めが大変となって
卒業生以外の地域のお友達やコーラスのお友達などを誘って参加していただくような状態で…お料理の会は作る方
は昨年から中止することになりました。それに代わるような食べ歩きの会に変更してみようと思いますが、皆さんご参
加いただけるでしょうか。

山西:元旦から若い方は外食という時代で、お正月も無いみたいですネ。

西岡:食べ歩きの場所探しも大変だと思いますが、そういう企画をはじめてみましょうか。

浅野:27年卒業の浅野です。転勤族でして昭和60年に帰ってきました後、1年位してから役員に入らせていただきま
した。担当はバス旅行で,今まで4〜5回、30人から40人参加で色々な所へ行き尽くした感じです。一昨年から業者に
頼まずに私たちの手作りの日帰りバスツアーを企画して来ましたが、今年もバス旅行が来ると思うと行き先など不安
で頭が痛む感じです。
お料理に話が戻りますが、グルメで「食べ歩きの会」というよりは「料理研究会」(講演して参加するような)といった健
康食品の食べ方、糖尿病などの献立の立て方等のお料理の集いを考えてみてもどうかなと思っています。とにかく高
女の方々にしっかり頑張って戴いてますのに、高校卒の若い人を動員できずに申し訳ないと思っています。まだ、宝
塚沿線で、高校卒の50代の方々を掘り起こしてお連れすればよいのではと思っています。

升谷:27年卒業の升谷です。転勤族の後、平成2年に阪神間に居座り千里阪急に2年在住していた為、阪急支部に
在籍するようになりました。難しいことを考えるのは嫌でして、これだけ年代も開けば、考え方も違ってくるし、当然や
る事も違ってきても仕方ないと思います。「仕方ない」といえば、ご年配の方々を前にして申し上げ難いのですが、樋
口さんは樋口さんの思い入れでやってこられたのであって、その真似を同じようにやらなければいけないという訳で
はないので、今は今の良さでやっていけば良いと思います。
例えば、「金蘭会セミナー」は新しい考え方でないと、あんなのは出来ないでしょうし、私は支部だけでなく本部の運
営の方もやっていますが、若い方が本部の運営にもだいぶ入って来られ阪急支部も最近若い方々も入って来られて
ると思いますので、大手前高校は高女の古い伝統を若い人がより良い物に、その人なりに各々解釈してやっていけ
ば決して悪いものは出来ないと思っています。
 「新しい目で物を見る」という事が大事な事かと思っています。と同時に私達も先輩として、いま迄の良い所を若い方
々に伝えていかなければいけない。そういった意味で諸先輩方からも種々アドバイスを戴きたいと思っていますの
で、よろしくお願い致します。

森永:29年卒の森永です。30年位前に身体を壊して、家族と共に実家へ来たのがきっかけで金蘭会に入りました。
名簿配りで押し売りと間違えられた事もあります。丹羽先生に診て頂いて居りましてお手伝いする様になりました。
山西さん、竹原さんや役員の方々その他多くの人と知り合いになれて楽しい面もあります。お料理やバス旅行も参加
すれば楽しいですが、それ迄の準備が大変で疲れるところがあります。今の時代に合った阪急支部のやり方を、もう
一度真剣に考え直したら良いと思います。
「ジオ」のことも孫が喜んでくれるのでそういった面も有ると喜んでいます。

酒井:33年卒業の坂井です。非常に優秀な樋口さんに知らない間に引っ張り込まれてしまって、スライド、絵はがき、
写真の額などの仕事に、スタッフとして参加していました。その当時は同期が何人かいましたが、一人になってしまい
ました。学年会は120人くらい出席だが、阪急支部には学年として不参加が多く、興味有るイベント如何によると思い
ます。企画面で出来るだけ魅力的になる様にやっていきたいと考えています。

久原:37年卒の久原です。私も二人の兄(24年と27年卒)同様、大手前高校にお世話になりましたので、丸山さんの
お誘いで入会しました。バス旅行、総会や新年会等を通して先輩方の凛とした、温かで魅力的なお人柄に触れること
が出来て、教えて戴くことも多く嬉しく思っております。又、これ迄の素晴らしい時代の歴史的な重みと、若い方々に
も受け入れられる様な合理性(運営上の問題)とが、車の両輪の様に、バランス良くかね備わっていけば今後の見通
しも明るいのではと考えています。新しい試みとしましては、現在、特に震災以来、各方面のボランティア活動が活発
に行われていますが、例えば視覚障害者のための「対面朗読」その他ボランティア的な活動も将来視野に入れてい
ければと考えています。

吉川:私が阪急支部にかかわるようになりましたのは、伊勢さんという同級生のお義母様が阪急支部同窓会ととても
愛して居られて、時折お話をうかがっていました。昭和55年豊中に越して来て間もなく樋口さんからお電話を頂き、2
時間ほど畏まって電話を聞いた想い出があります。
高女の諸先輩方が若く美しくて魅力的であるという事をその都度深く感じさせて戴きまして、私も行く道ですので、勉
強して少しでも皆様の足元に近づく様な人生というのか、良いお手本としてこの輪を若い人に広げさせて戴きたいと思
います。

丸山:37年卒業の丸山です。先程のお話の伝説的な樋口さんから突然お電話があって、「お料理教室、あなたの家
の真ん前でやってるんだから、とにかく出ていらっしゃい!」と誘われて出かけました所、ご自分のお孫さん達に好評
だったお手製のクマさんの可愛い枕を「子供さんに」といってお土産に戴いて帰りました。それ以来、ずーっと参加させ
ていただくはめになりました。
年代もずいぶん離れた方々ともお知り合いになれて、いろいろ教えて頂けてとても良かったです。今迄は与えて戴い
てばっかりだったのですが、今後は何か少しお役に立つ様な事をさせて戴きたいと思っています。

奥本:丸山さんに誘われて来ました。樋口さんは存じませんが、最初の頃は総会かあるいは新年会がありましたが、
知っている人もあまり居ないし、面白くないなという感じで、この位なら私たちの学年の人を誘うほどでもないなという
感じでおりました。矢張り総会も新年会も、知っている人が沢山居ればそれなりに楽しいが、最初に来るときはも一つ
楽しくないなと感じる人が居るだろうと思いました。最近、私は新年会のクイズ係を担当することになり、出来るだけ皆
さんに楽しんで戴くような努力はさせて貰って居ります。手前味噌ですが割合に好評を戴いて居るように思っておりま
すので、今年もクイズで如何に皆さんに楽しんで頂けるかと云うことで計画しております。

留井:私は樋口さんの頃から、評議委員会の時に主人が既にお手伝いしていました。その後、子供連れでお稽古も
させて戴いて、樋口さんを中心に叱咤激励されながら、樋口さんの魅力に引っ張られてずっと阪急支部のお世話にな
っています。
今は、山西さんのお陰でアイボリーを利用させて戴いて、阪急支部の行事の度に会費以上の素晴らしいご馳走で、
みなさん大変喜んでおられます。樋口さんもホテルやジオが出来た時に本当に喜んで居られました。山西さん、本当
にありがとうございました。

下ノ村:13年卒業の下ノ村です。皆さんのお話を聞きまして役員の皆さんが一致団結されて素晴らしい成果を上げて
おられると喜んでおります。更に今後の方策として(私の試案で、私もやりたいと思って出来なかった事なのですが)
次のように提案します。
 (1) 学年幹事を作って幹事会をやってみては?
 (2) 当番の学年を作って、企画は勿論役員さんに立てて戴いて、当番の学年に動員して貰う。特に総会や新年会
     に参加して楽しさを理解できたら、先程のクイズが楽しかったとか、皆さんの口コミで会員が増えていくのでは
      ないでしょうか。本部のセミナーの様に口コミで会員が増えていく事が大切だと思いますので、一人でも多く
      の人が参加する新しい良い企画をたてることが肝心だと思います。中田さんの時(平成5年総会)は、参加者
      が150名を超えたと思いますが、できるだけ沢山の人が集まるような種々な事をして頂けたらと思います。

司会:2時間があっという間に過ぎました。50年間の阪急支部の歩みをたどりながら、期せずして樋口先輩の素晴ら
しさを偲びその魅力でここ迄盛んになれたんだと再認識した様に思われます。今後我々がそれだけの魅力を持って後
輩を引っ張っていけるかどうかは、非常に難しい問題であり、又、時代の流れもあり、50周年を迎えた支部がどうある
べきかについて、これからも種々模索していかなければならないと思います。そういう訳で、今日、これ迄歩んで来た
道筋をたどり、諸先輩方のご苦労を聞かせて頂きながら、今後我々がなにをしたら良いかという、様ざまな課題を与え
られた様な気が致します。これらを今秋の50周年記念総会及び、その後の我々の活動に役立てていきたいと考えて
おります。
今日はいろいろと貴重なお話を聞かせて頂きまして、有り難うございました。今後も阪急支部の為によろしくお願いし
たいと思います。どうも有り難うございました。

 

                                                           

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